オンラインカジノは一定以上の収益が発生すると課税対象です。
しかし電子決済サービスのエコペイズ(ecoPayz)を利用することによって、税務署にばれないのか?について耳にしたので、解説したいと思います。
オンラインカジノの税金払ってますか?
ご存知ない方もいるようですが、オンラインカジノは課税対象です。
そのため一定以上の収益が発生すると、確定申告をする必要があるんですね。
ですがパチンコや競馬、競艇などでの申告漏れはあまり耳にしませんよね?それは現金の受け渡しを税務署が把握しきれていないだけだからなんですね。
一方、オンラインカジノの場合は入出金履歴がネット上に残ってしまいます。
そこで気になるのが、海外の電子決済サービスのエコペイズ(もしくは他のサービス)を使うことで、申告しなくても済むのでは?ですよね?
エコペイズ(ecoPayz)は税務調査される?
結論から伝えるとバレにくいです。
エコペイズ(ecoPayz)はイギリスにある「PSI–Pay Ltd.」という会社の一つのサービスです。
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ですので、海外にある「PSI–Pay Ltd.」の入出金履歴を日本の税務署は確認することはできないんですね。
その点だけみると、たしかにばれにくいと言えます。
それならいくら出金しても大丈夫なのでは?と思いたいところですが、世の中はそんなに甘くないようです。
エコペイズを使っても脱税がばれる理由について
ここからはエコペイズを使っても脱税がバレる理由をご紹介します。
100万以上の送金で「国外送金等調書」
「国外送金等調書(こくがいそうきんなどちょうしょ)」はご存知でしょうか?
海外から日本の金融機関に100万円以上の送金があると、金融機関から「国外送金等調書」という報告書が税務署に提出されるようです。
「この人の口座に海外から100万円(以上)の振込みありましたよ!」
と税務署に報告されるんですね。
”1 回あたりの国外送金等の金額が 100 万円を超える場合は、これを仲介した銀行等は送金等を行った者の氏名・住所、取引金額、取引の年月日や相手方の氏名・住所等を記載した国外送金等調書を税務署に提出しなければなりません。”
— Angama (@Angama_Market) March 12, 2016
これはオンラインカジノに限った話ではなく、海外FXなどで出金する場合もです。
小分けにしても名寄せされる可能性
では100万円以下の小分けにすればセーフでは?
20万、30万、10万、40万といった感じですね。
ですがこれもお勧めできません。
「名寄せ」という言葉についてご存知でしょうか?
主に金融業界で使われる言葉ですが、一定数のデータを同一企業や同一世帯などとデータを管理することを指します。
税務署が金融機関に名寄せすると「○○さんという方の口座の入出金履歴を照会させてください」と税務署から確認することがことができるんですね。
当然、一定数のデータで管理しているため、住所や企業ごとで確認されることでしょう。
そうなると周囲の人や会社から、芋づる式に発覚する場合も考えられますよね。
身内からのタレコミによる発覚
税務署が調査をするのは、エコペイズの送金に限ったことだけではありません。
マイホームの購入時、遺産相続で多額のお金が動くとき、多額の生命保険を受け取ったときなど、名寄せでなくても調査される機会は日常に潜んでいます。
(そもそも実際は少額でも調査しているかもしれません。)
本人がいくらばれないように工夫をしても、把握していないところから調べられるケースもあるようです。
身内からの思い込みによるタレこみで税務調査がはいるケースは結構あります。別れた夫がいらっしゃる方、ご注意を。。。私もそうだと思われるお客様の所得税の税務調査にお付き合いをしたことがあります。何も問題ありませんでしたが。税務署の皆様もお付き合い、お疲れ様でございます。。。
— 相続専門税理士 井川真理子 (@mariko_ikawa) February 12, 2012
ご近所の方が高級車を買ったなど、羽振りがよくなっただの耳にしたことがあるかもしれません。
匿名で誰かにタレコミされ、調査される可能性もあるのです。
身内の訃報から調査される「相続についてのお尋ね」
タレコミだけでなく身内の不幸からも発覚することもあります。
税務署から届いた「相続のお尋ね」なぜ知っているのか | 高齢化時代の相続税対策 | 広田龍介 | 毎日新聞「経済プレミア」 https://t.co/ONCTq990qs :
なるほど死亡届からか、これは仕方がない。庶民からはシッカリ取る。じゃアベの桜も調べてくれよ、簡単じゃないか!— 怪老医@doctor0621 (@doctor0621) February 1, 2022
有料記事となっているため、途中までしか読めません。
ですがこういったケースから調査されることもある、と覚えておかないと痛い目をみますね。
勝利金をオンラインカジノに預けたままにしておけば税務署にはバレない?
勝利したお金をオンラインカジノ(または海外運営の決済サービス)に預けたままにしておけば、日本の税務署には分かりません。
つまり、年内に収益を100億上げようが、カジノから出金しなければ課税対象ではないということです。
ですが、日本の銀行に出金した時点で課税対象になります。
その点はしっかり理解しておきましょう。
この方法は、その年の税金を納めるか納めないか?という計算ができていれば、年をまたぐときに出金するかしないか判断することができます。
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エコペイズに危険性はあるのか?
上記の解説からも、エコペイズ自体に危険性があるわけではありません。
勝利金を申告せず、あとあと税務署にバレてしまうことが危険なのです。
まとめると…
エコペイズを使っても脱税は遅かれ早かれバレます。
万が一調査に入られ、税務署に悪質だと判断された場合、最長7年分まで遡って調べられるようです。
税務署に入られるのでは?なんて心配しながら過ごすのは、とても健康的とはいえませんよね?
逆に、脱税しなければいくら稼いでもよい!ということです。
バカラやルーレットで稼ぎ続ける人もいるようですし、コンスタントに稼げるようになりたいですね。
なるほど脱税はムリか。いっそ遊んでみるか!という方はこちらの記事を参考にしてください。
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